kiev2004-03-14


こういう装丁って、あまり好きじゃない。
映画化された事で宣伝も含めこれなのだろうけど。
土屋アンナ深田恭子ちゃんも嫌いじゃない。
でも装丁に、こういう写真使うのってあまりお洒落じゃない。
小学館文庫の装丁って変てこなのが多いような気がする。
物語はとても面白く読みました。
この写真のせいか、ロリータちゃんの桃子はフカキョン
ヤンキーちゃんのイチゴは土屋アンナとバッチリ頭に浮かべながら。
このキャストは、はまってると思う。実に。
 
中学の頃、私服として寅壱のニッカポッカまでは履いていなかったが
可愛い骨をくわえたワンコがついているジャージやサンタフェのダボダボを好んで着ていた友人が本当にいた。
ワンコ服、この本を読んで初めてGALFYという名前と知った。
眉毛は生糸よりも細く、腕には付き合ってもいない男の名前がカッターで彫られており、
前髪は何故かバブリーなギャルよろしく庇のように立ち上げられていた。
そんな彼女は都内のはしっこにある
受験科目の数学に二桁の引き算が出題され、
それが万に一つ解けなかったとしても
自分の名前を正しく書けていれば入学できると噂される女子高に入りギャルへと変化した。

ISBN:4094080236